リビジョンスキンケアでは、化粧品や美容液・美容クリーム、洗顔料や日焼け止めなど、豊富なスキンケア製品がラインナップされています。
製品が豊富なのは魅力的であるものの、それらのアイテムをどのような順番で使えば良いのか迷ってしまう方も少なくありません。
今回は、リビジョンスキンケア製品を使用する順番や効果、そして注意点について、詳しくお話していきます。
目次
リビジョンスキンケアとは?
リビジョンスキンケア(REVISION SKINCARE)は、アメリカのテキサス州で誕生したスキンケアブランドです。
おおよそ30年以上に渡って研究を重ね、全米の医師たちにスキンケア製品を提供している、歴史あるブランドとして知られています。
リビジョンスキンケアの製品には、ペプチドやエタノール、そして高濃度のビタミンCなどが配合されているのが特徴です。
美容業界ではペプチドにいち早く注目し、成分の特許を取得している企業でもあります。
研究から製造まで全てリビジョンスキンケア社が行っており、エイジングケアを目指す方のためのブランドとして、日本でも人気を集めています。
また、リビジョンスキンケアは、ドラッグストアやスーパーでは購入できない医療機関専売品です。
リビジョンスキンケアの特徴と効果
リビジョンスキンケアには、どのような特徴があるのでしょうか。特徴と効果について詳しくお話していきます。
美肌成分『ペプチド』配合
リビジョンスキンケアの代表的な美容成分は、「ペプチド」です。ペプチドとは複数のアミノ酸が結合した成分であり、ペプチドよりさらに多くのアミノ酸が結合した成分が、タンパク質です。
リビジョンスキンケア製品の中には、ペプチドが最大8種類配合されているものもあります。
複数のペプチドを組み合わせるメリットとしては、異なる肌質や皮膚構成にも対処できることが挙げられ、幅広いお肌のお悩みへのアプローチが可能となっています。
リビジョンスキンケアの中で最大8種のペプチドが配合されている製品が、「リボックススキンスムージングセラム」です。
シワ対策のスペシャルケアアイテムであり、お肌のハリへアプローチする製品で、弾力性を保ちながら質感を整えてお肌に輝きを与えます。
お肌に優しい『pH値』
健康なお肌のpHは弱酸性であり、数字で表すと4.5-6.0前後です。ドクターズコスメの中には、高い効果が得られる一方で、お肌への刺激が強い製品もあります。
しかし、リビジョンスキンケアの製品は、お肌のpHに合わせた4.5-5.5程度の数値で製造されています。
ドクターズコスメの中でも刺激が少なく、優しい使い心地を実感できるでしょう。
お肌のpHを安定させることは、コンディションを整えることに繋がります。
また、お肌に優しいpH値は、製品の効果をより発揮するためにも活かされています。
例えば、リビジョンスキンケアの化粧水「バランシングフェイシャルトナー」では、次に使う製品の浸透をサポートして、より肌馴染みしやすい環境に整える役割があるのです。
『常在菌』をコントロール
人間の腸内に「腸内フローラ」が存在するように、お肌にも「常在菌」と呼ばれる微生物がたくさん存在することをご存知でしょうか。常在菌は、皮膚の表面でマイクロバイオーム(細菌叢)と呼ばれるまとまりを作って存在しています。
主に大切なお肌を外的刺激から守る働きをしており、マイクロバイオームのバランスが崩れると、肌トラブルが起こる可能性が高まります。
リビジョンスキンケアの「DEJフェイスクリーム」には、お肌の常在菌にとってエサになるような成分が配合されています。
常在菌を育てることで、肌本来が持っているバリア機能を高める効果が期待できるでしょう(α-グルカンオリゴサッカリ)。
リビジョンスキンケアでは、化粧品にもプレバイオティクスという考え方を採用しているのです。
高純度の『レチノール』配合
レチノールは、ビタミンA誘導体の一種です。レチノールには、ターンオーバーを促進してお肌のゴワつきやキメを整え、小ジワをなめらかにする効果が期待できます。
リビジョンスキンケアでレチノールが含まれる製品は、「DEJナイトフェイスクリーム」と、Aアドバンスシリーズ「Aアドバンス0.5」、「Aアドバンス1.0」の3つです。
レチノールは、その優れた働きから多くのスキンケア製品に採用されています。
その一方で、レチノール製品は、主に使い始めにお肌のかゆみや赤み、皮剥けといったリスクが生じるケースもあるようです。
そういったトラブルを可能な限り防ぐため、リビジョンスキンケアの「DEJナイトフェイスクリーム」では、マイクロカプセル化されたレチノールが採用されています。
安定性が増しており、ゆっくりとお肌に作用することでリスクを最小限に抑えます。
リビジョンスキンケアの順番と使用方法
リビジョンスキンケア製品をより効果的に使いたいのであれば、正しい順番と使用方法を知ることが大切です。順番と使用方法について、お話していきましょう。
リビジョンスキンケアを朝に使用する場合
リビジョンスキンケアを朝に使用する場合、製品と順番は以下の通りです。①ジェントルフォーミングクレンザー or ジェントルクレンジングローション
②リボックススキンスムージングセラム(※必要に応じて使用)
③バランシングフェイシャルトナー
④Cコレクティングコンプレックス+30
⑤DEJフェイスクリーム
①の「ジェントルフォーミングクレンザー」は泡で出てくるため、お肌への刺激を最大限に抑えることができます。②リボックススキンスムージングセラム(※必要に応じて使用)
③バランシングフェイシャルトナー
④Cコレクティングコンプレックス+30
⑤DEJフェイスクリーム
「ジェントルクレンジングローション」は、クリーミーな洗顔ミルクです。指先で円を描くように、お顔全体にやさしく馴染ませるのがポイントです。
②の「リボックススキンスムージングセラム」は、表情筋によるシワにお悩みの方のみ使用します。
目元に使用する際には入らないように注意して、もしも入ってしまった場合は、綺麗な水ですぐに洗い流してください。
③以降の製品に関しても、使用容量をきちんと守りましょう。
リビジョンスキンケアを夜に使用する場合
リビジョンスキンケアを夜に使用する場合の製品と、その順番は以下の通りです。①ジェントルフォーミングクレンザー or ジェントルクレンジングローション
②リボックススキンスムージングセラム(※必要に応じて使用)
③バランシングフェイシャルトナー
④C+コレクティングコンプレックス30%
⑤Aアドバンス0.5 or Aアドバンス1.0 or DEJナイトフェイスクリーム(※レチノール製品)
⑥DEJフェイスクリーム
朝に使用する順番でご紹介したのと同様に、②の「リボックススキンスムージングセラム」は、表情筋のシワにお悩みの方のみ使用してください。②リボックススキンスムージングセラム(※必要に応じて使用)
③バランシングフェイシャルトナー
④C+コレクティングコンプレックス30%
⑤Aアドバンス0.5 or Aアドバンス1.0 or DEJナイトフェイスクリーム(※レチノール製品)
⑥DEJフェイスクリーム
⑤のレチノール製品に関しては、3点の中から肌質に合ったものをお選びいただけます。
レチノール製品を使用される場合は、⑥の「DFJフェイスクリーム」を使用する必要はありません。
夜は一日の中で最も使用するアイテム数が多くなっているため、順番を間違えないように注意しましょう。
日焼け止めやリップを使用するタイミング
リビジョンスキンケアの中でも、特に迷いが生じやすいのが、日焼け止めやリップを使用するタイミングでしょう。「ユースフルリップ」は、唇をやさしくマッサージするように伸ばして使用するのがポイントで、1日3回程度使用すると効果的です。
口紅の下地としても使用できるため、メイク直しにもおすすめです。また、夜寝る前に使用することで、唇をしっかりと保湿できます。
日焼け止めの「インテリシェイドトゥルーフィジカル」は、朝のスキンケアが全て完了してから使用してください。
色付きなので一本で利用できることはもちろん、ファンデーションの下地としても活用できます。
外出する15分前に塗布するのがポイントです。
最後にご紹介する「ネクティファームアドバンス」は、首・デコルテ用の美容液です。
洗顔した後、別のスキンケアを開始する前に、デコルテから顎までを下から上に向かって優しく塗布します。朝と晩の1日2回、使用してください。
リビジョンスキンケアはどこで購入できる?
リビジョンスキンケアの製品は、取り扱いがあるクリニックでカウンセリングを受けてから購入する流れになります。購入を希望される方は、最寄りのリビジョンスキンケア製品を取り扱っているクリニックへご相談ください。
リビジョンスキンケアの製品には、高濃度の美容成分が含まれているものも存在しています。
そのため、人によっては肌荒れといったトラブルを起こす可能性があり、カウンセリングは非常に重要なのです。
実際に肌荒れが起こってしまったり、なかなか改善しなかったりする場合は、購入したクリニックにご相談ください。
カウンセリングでは、自分のお肌に合っているのかということ以外にも、製品を使う順番についても指導を受けられます。
リビジョンスキンケアに関するご相談は麗ビューティー皮フ科クリニックへ
リビジョンスキンケアの製品は、正しい順番でライン使いすることで高い効果が期待できます。
豊富な製品ラインナップがあるため、購入する時に不安な点や疑問点があれば、医師やスタッフに尋ねるようにしてください。
リビジョンスキンケアの購入やカウンセリングを希望する方は、麗ビューティー皮フ科クリニックへご相談ください。
正しい知識を持ったスタッフが、患者様の疑問や不安を解消するお手伝いをします。
リビジョンスキンケアについてさらに詳しく知りたいという方は、下記ページをご覧ください。
▼記事監修医師
麗ビューティー皮フ科クリニック
院長 居原田 麗
滋賀県草津市生まれ。2006年に国立滋賀医科大学を卒業後、2011年に「麗ビューティー皮フ科クリニック」を開院。
「日本美容皮膚科学会」「日本美容外科学会」正会員。「日本アンチエイジング外科・美容再生研究会」認定医。
麗ビューティー皮フ科クリニック
院長 居原田 麗
滋賀県草津市生まれ。2006年に国立滋賀医科大学を卒業後、2011年に「麗ビューティー皮フ科クリニック」を開院。
「日本美容皮膚科学会」「日本美容外科学会」正会員。「日本アンチエイジング外科・美容再生研究会」認定医。