ゼオスキンの導入を考えているものの、使い方や順番がわからず不安を抱いているという方は少なくありません。

ゼオスキンを効果的に使用するために、知っておきたい正しい使い方と順番をご紹介します。

プログラム別の使い方と順番についてもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。



ゼオスキンの基本アイテム


ゼオスキンの基本的なアイテムは、以下の通りです。
①クレンジング・洗顔料(クレンザー)
②化粧水(トナー)
③美容液(セラム)・美容クリーム
④日焼け止め(サンスクリーン)
基本的なアイテムの使い方や使う順番は同じですが、目指す効果によって選択するアイテムは異なります

また、お肌の状態に合わせて、使用量や使用頻度を調整する必要があります。


ゼオスキンは、独自のプログラムに沿って医師の指導のもと行われる治療です。

初めて使用する際には医師がカウンセリングを行い、問題が発生すれば適宜治療を見直しますので、ゼオスキンの使い方がわからないという方もご安心ください。

ゼオスキンアイテムの基本的な使い方と順番


ゼオスキンアイテムの基本的な使い方と使う順番をご紹介します。

一般的なスキンケアアイテム同様シンプルなつくりになっているため、初心者の方もスムーズにご使用いただけるはずです。

1.クレンジング・洗顔

ゼオスキンのクレンジング・洗顔料は、以下の3種類です。
・ハイドレーティングクレンザー (普通肌・乾燥肌向け クリーム状)
・ジェントルクレンザー (オールスキン向け ジェル状)
・エクスフォリエーティングクレンザー(脂性肌+乾燥肌(混合肌)向け ジェル状)
ゼオスキンのクレンジングは、W洗顔不要です。

『ハイドレーティングクレンザー』は、バリア機能が低下した敏感肌でもご使用いただけますが、『エクスフォリエーティングクレンザー』は敏感肌にはあまり適していません。

お肌の状態や肌質に合わせて、最適なクレンジング・洗顔料を選択しましょう。
▼ご使用方法

朝と夜の2回使用します。
手のひらと顔が濡れている状態で、500円玉大を手に取って40~60秒間洗い、ぬるま湯で優しく洗い落としてください。

2.化粧水

ゼオスキンの化粧水は、以下の1種類です。
・バランサートナー
『バランサートナー』には、お肌のphを調整する働きがあります。

アルカリ性に傾いてしまっているお肌を弱酸性へと戻し、お肌の状態を安定させます。

また、バランサートナーは通常の化粧水よりもph値が低いため、その後に使用する製品に配合された有効成分の浸透力を高める働きも持ちます
▼ご使用方法

朝と夜の2回使用します。洗顔後のお肌が清潔な状態でご使用ください。
500円玉大の量を手に取り、目に入らないように注意しながらお肌に馴染ませます。必要に応じてコットンをご使用ください。

3.美容液・美容クリーム

ゼオスキンの基本的な美容液・美容クリームは、以下の17種類です。
▽朝・夜使用
・デイリーPD
・RCクリーム
・RNクリーム
・ミラミン
・シーセラム
・ブライタライブ
・ファーミングセラム
・PSリファイナー
・ハイドラファーム
・Gファクターアイセラム

▽朝のみ使用
・イルミネーションAOX セラム


▽夜のみ使用
・Gファクターセラム
・ミラミックス
・スキンブライセラム0.25(週2~3回)
・スキンブライセラム0.5(週2~3回)
・Wテクスチャーリペア(週2~3回)
・ARナイトリペア(週2~3回)
ゼオスキンは、美容液と美容クリームの種類が豊富であり、アイテムによって使用量や使用頻度は異なります

それぞれのアイテムに合わせて、正しい使用方法を守りましょう。
▼ご使用方法

化粧水を使用した後で適量(1~2プッシュ)を手に取り、お顔全体に優しく塗布してください。

4.日焼け止め

ゼオスキンの日焼け止めは、以下の3種類です。
・サンスクリーン プラスプライマー SPF30
・BSサンスクリーンSPF50
・パウダーサンスクリーン SPF30
ゼオスキン(セラピューティックプログラム)の治療期間中は、お肌が刺激に弱い敏感な状態になります。

普段以上に紫外線ダメージを受けやすくなっているため、日焼け対策は必須です。

『サンスクリーン プラスプライマー SPF30』、『BSサンスクリーンSPF50』でこまめに日焼け対策を行って、お肌の健康状態を守りましょう。


『パウダーサンスクリーン SPF30』は、化粧直しの際にも使用できるパウダータイプの日焼け止めです。

セラピューティック治療後に、普段使いできるコスメとしてご使用いただけます。
▼ご使用方法

毎朝、外出する15分前にお肌に塗布してください。
クリームは適量(2プッシュ程度)を手に取り、顔全体に優しく塗布します。パウダーは量を目盛りで調整しながら、適量を顔全体に塗布してください。

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プログラムに合わせたゼオスキンの使い方


ゼオスキンには、3種類の治療プログラムがあります。

プログラム別に、ゼオスキンアイテムの使い方と順番をご紹介します。

セラピューティックプログラム

ゼオスキンの代名詞ともいえる人気のプログラムが、『セラピューティック』です。

肌質の改善を目指した治療プログラムで、3~4ヵ月という短期間のうちに集中的に治療を行います

トレチノイン(ビタミンA誘導体)を用いた治療が行われるため、赤みや皮むけが起こりやすいものの、しっかりとした効果が期待できます。


セラピューティックで使用するアイテムと使う順番は、以下の通りです。
①クレンジング・洗顔料(3種類から選択)
②バランサートナー
③ミラミン
④ミラミックス(※処方薬『トレチノイン』と混ぜて使用)
⑤日焼け止め(2種類から選択)
クレンジング・洗顔料と日焼け止めは、お肌に合わせてアイテムをお選びください。

セラピューティックプログラムでは、治療期間中に赤みや皮むけが起こることがありますが、使用量や使用頻度を勝手に変更してはいけません。

肌荒れがひどく強い痛みを感じる場合には、必ずクリニックにご相談ください。

医師が肌の状態に合わせて、使用量や使用頻度の調整を行います。


基本的にセラピューティックで使用されるアイテムは上記の通りですが、お肌の状態やご予算に合わせて、一部アイテムの変更も可能です

セラピューティックプログラムのアイテムについて更に詳しく知りたいという方は、麗ビューティー皮フ科クリニックにご相談ください。

基本コース

ゼオスキンを初めて試すという方におすすめなのが、『基本コース』です。

肌トラブルの改善や予防を目的としたプログラムで、赤みや皮むけといった症状が起こりにくいため、まずはゼオスキンを試してみたいという初心者の方にもおすすめです。


基本コースで用いるアイテムは、毎日のスキンケアとして継続的にご使用いただけます

基本コースで使用するアイテムと使う順番は、以下の通りです。
①クレンジング・洗顔料(3種類から選択)
②バランサートナー
③デイリーPD・RCクリーム・RNクリーム(※併用可能)
④日焼け止め(3種類から選択)
ゼオスキンプログラムの中でも最も使用するアイテムの数が少なく、シンプルに試せるのが基本コースの良い点です。

基本コースでお肌がレチノールに慣れると、赤みや皮むけが起こりにくくなります。

基本コースから他のプログラムへ移行することもできるので、「セラピューティックプログラムを希望しているけど、赤みや皮むけが心配」という方は、まずは基本コースから始めてみると良いでしょう。

高濃度レチノールコース

セラピューティックプログラムの終了後にもゼオスキンのケアを継続したいという方におすすめなのが、『高濃度レチノールコース』です。

高濃度レチノールの作用で肌トラブルの解決を目指すプログラムで、セラピューティックと比較すると赤みや皮むけといった症状は緩やかです。


高濃度レチノールコースで使用するアイテムと使う順番は、以下の通りです。
①クレンジング・洗顔料(3種類から選択)
②エクスフォリエーティングポリッシュ(※必要に応じて追加)
③バランサートナー
④シーセラム・ブライタライブetc…(※肌質に合わせた美容液を追加することが可能)
⑤デイリーPD・RCクリーム・RNクリーム(※併用可能)
⑥高濃度レチノール(4種類から選択)
⑦日焼け止め(2種類から選択)
セラピューティックプログラム終了後であれば、お肌がトレチノインの刺激に慣れているため、高濃度レチノールが含まれるアイテムも快適にご使用いただけるでしょう。

基本コースよりもワンランク上のスキンケアを目指したいという方にもおすすめのプログラムです。


基本コースから高濃度レチノールコースに移行すると、赤みや皮むけといった症状が起こる可能性があります。

お肌の状態が悪化したと感じたら、当クリニックにご相談ください。

医師がお肌の状態に合わせて、最適な使用方法をご提案します。

ゼオスキンは単体でも使用できる?


ゼオスキンは単体でも使用できますが、より高い効果を引き出したいという方には、ゼオスキンアイテムをライン使いするプログラムに沿った治療をおすすめします

他のブランドのスキンケアアイテムやコスメと併用すると肌トラブルが起こる可能性があるので、単体での使用を希望される方は、当クリニックにご相談ください。

ゼオスキンの効果的な使い方を知りたい方はお気軽にご相談ください


ドクターズコスメであるゼオスキンは、医療機関専売品であるため、購入前に皮膚科や美容皮膚科クリニックでカウンセリングを受ける必要があります

ゼオスキンを試してみたいという方は、まずは麗ビューティー皮フ科クリニックにご相談ください。

お肌に合ったアイテムをご紹介すると共に、効果的な使い方についてもご説明させていただきます。


ゼオスキンについてさらに詳しく知りたいという方は、下記ページをご覧ください。

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▼記事監修医師
 麗ビューティー皮フ科クリニック
 院長 居原田 麗

滋賀県草津市生まれ。2006年に国立滋賀医科大学を卒業後、2011年に「麗ビューティー皮フ科クリニック」を開院。
「日本美容皮膚科学会」「日本美容外科学会」正会員。日本アンチエイジング外科・美容再生研究会」認定医。