日焼け止めはめんどくさい！手軽にできるUV対策方法や塗り直しに便利なアイテムをご紹介

UV対策が必要だと知っていても、普段のメイクに加えて日焼け止めまで塗布するとなると、手間に感じる方もいます。

日焼け止めは、どうしても塗らなければならないものなのでしょうか。手軽にUV対策を行う方法はないのでしょうか。

今回は、日焼け止めを塗るのがめんどくさいという方に向けて、手軽にできるUV対策方法をご紹介します。

日焼け止めの役割や、塗り直しに便利なアイテムもご紹介しますので、UV対策への意識を高めるためにもぜひご一読ください。

日焼け止めは塗らないとダメ？

白く美しいお肌を目指すために日焼け止めを塗るという方が多いですが、日焼け止めは美容のためだけに使用するアイテムではありません。

お肌の健康を守るという目的でも使用されるアイテムです。

紫外線には「UV-A」と「UV-B」、「UV-C」の3種類があり、いずれも肌トラブルを引き起こすといわれています。

お肌の奥にまで届く波長が長い「UV-A」は、お肌にシワやたるみを発生させ、波長が短いもののお肌に炎症を起こすほど大きいダメージを与える「UV-B」は、シミやそばかすの原因となります。

そして、紫外線を長い期間に渡って浴び続けることで、皮膚がんのような深刻なトラブルを引き起こす最も有害な紫外線が「UV-C」です。

美しさだけでなくお肌の健康を守るためにも、日焼け止めを塗ってしっかりとUV対策を行いましょう。

日焼け止めの役割

そもそも日焼け止めには、どのような役割があるのでしょうか。日焼け止めを塗るメリットや、塗り直しが推奨される理由について解説します。

日焼け止めを塗るメリット

日傘や帽子、アームカバーやサングラスといった紫外線対策グッズとは違い、日焼け止めはお肌に直接塗布して使用するアイテムです。

お肌に密着することから落ちにくく、どのようなシーンでも使用できるというメリットがあります。

ウォータープルーフタイプのように、水に入ったり汗をかいたりしても落ちにくいタイプもあるので、シーンに合わせて使い分けてください。

保湿や美白に特化した成分が含まれた日焼け止めであれば、紫外線防止以外の効果も期待できるでしょう。


また、日焼け止めには、地面に反射した紫外線からの影響を防げるというメリットもあります。

紫外線は頭上から降り注いでいますが、地面に反射して下方向からもお肌にダメージを与えるという特徴があり、普段からUV対策に日傘や帽子を使用しているという方でも、地面に反射した紫外線までは防止できていないことになります。

全方向からの紫外線を防止するためにも、日焼け止めを使用して美しく健やかなお肌を守りましょう。

塗り直しが推奨される理由

日焼け止めがめんどくさいといわれる理由の一つに、「塗り直し」が必要であることが挙げられます。

なぜ日焼け止めは、一日のうちに何度も塗り直す必要があるのでしょうか。

市販されている日焼け止めの多くは、「紫外線吸収剤」や「紫外線散乱剤」を用いてお肌を保護しています。

紫外線吸収剤には、一定量の紫外線を吸収すると効果が落ちてしまうという特徴があります。

また、紫外線吸収剤を使用した日焼け止めであっても、紫外線散乱剤を使用した日焼け止めであっても、時間が経つと汗や水に濡れたり、服やカバンに擦れたりして落ちてしまいます。

日焼け止めは、一度塗布してもさまざまな原因で落ちてしまうことがあるので、紫外線防止効果を維持するためにも、こまめに塗り直すことが推奨されているのです。

紫外線防止効果の持続時間は、使用する日焼け止めによって異なりますが、2～3時間を目安に塗り直しを行うと良いでしょう。

日差しの強い日や屋外で過ごす日はもちろんですが、曇りの日や室内で過ごす日にも、しっかりと塗り直しを行ってください。

めんどくさいならコレ！手軽にできるUV対策方法

日焼け止めと一口にいっても、さまざまな種類が存在します。また、日焼け止め以外にも、紫外線ダメージからお肌を守る方法がいくつか存在します。手軽に実践できるUV対策方法を6つご紹介しましょう。

①スプレータイプの日焼け止めを使用する

「クリームタイプの日焼け止めは塗るのがめんどくさい」、「外出先での日焼け止めの塗り直しがめんどくさい」という方におすすめなのが、近年人気が高まっているスプレータイプの日焼け止めです。

シュッと吹きかけるだけで紫外線防止効果が得られるため、忙しい朝や外出先でも手軽に使用できます。

スプレータイプの日焼け止めのメリットは、メイクの上から使用できる上に、背中やお尻といった手が届きにくい部位にも塗布できるという点です。

また、お顔や体はもちろん、髪や頭皮にも使用できるという点も大きなメリットだといえるでしょう。

髪の毛や頭皮が紫外線ダメージを受けると、抜け毛や切れ毛が発生する原因となります。

スプレータイプの日焼け止めを使用して、頭部にもしっかりとUV対策を行いましょう。

メリットが多いスプレータイプですが、他のタイプの日焼け止めと比較すると水や汗で落ちやすいという特徴があるので、使用する際にはこまめに塗り直しを行ってください。


スプレータイプの日焼け止めについてさらに詳しく知りたいという方は、下記ページもご覧ください。

関連ページ：日焼け止めスプレーの効果とは？メリットやデメリット、使い方やおすすめの製品をご紹介

②パウダータイプの日焼け止めを使用する

「刺激の少ない日焼け止めを探している」、「顔に使用できる日焼け止めを探している」という方におすすめなのが、パウダータイプの日焼け止めです。

パウダータイプの日焼け止めはミネラルコスメにも多く、お肌への刺激が強くないアイテムもたくさん存在します。

メイクの上からでも使用できるので、化粧直しのついでに日焼け止めの塗り直しも行えるという点がメリットです。

パフやブラシでお肌に乗せることから、体のような広範囲への使用には適していませんが、お顔だけサッと日焼け止めの塗り直しを行いたいという場合には、最適だといえるでしょう。

お顔はパウダータイプ、体はスプレータイプといった具合に、それぞれのタイプの良いところを取るために、部位に合わせて日焼け止めを使い分けるという方法もおすすめです。

③スティックタイプの日焼け止めを使用する

「人目を気にせずに塗り直しを行いたい」、「日焼け止めを部分的に使用したい」という方におすすめなのが、スティックタイプの日焼け止めです。

のりやリップクリームのように繰り出して使用する日焼け止めで、手を汚さずに塗布できる上に持ち運びも簡単です。

スプレータイプのようにシュッと音が出たり、飛散したりすることはないので、人が多い場所での使用にも向いています。

体のような広範囲に塗布することは難しいですが、日焼けしやすい部位に重ね塗りをしたい、気になる部分だけ塗り直しを行いたいというときに便利です。

水や汗にも強いので、普段使いにはスプレータイプを選択し、海やプールに入るときにはスティックタイプを選択するといった具合に使い分けても良いでしょう。

④シートタイプの日焼け止めを使用する

「日焼け止めのベタベタ感が苦手」、「広範囲への塗り直しを手軽に行いたい」という方におすすめなのが、シートタイプの日焼け止めです。

制汗シートによく似たシートタイプの日焼け止めは、サラサラとした使用感で手軽に広範囲に塗布できるという点が魅力です。

体についた汗や汚れを拭き取りながら、同時に日焼け止めの塗り直しも行えるので、屋外でのアクティビティを楽しみたいときにも重宝します。

水や汗で落ちやすいというデメリットはありますが、薄型で軽量なので、外出先にも携帯してこまめに塗り直しを行いましょう。

体のような広範囲への塗り直しにはシートタイプ、お顔への塗り直しにはパウダータイプといった使い分けもおすすめです。

⑤日傘を使用する

「短時間の外出のために、わざわざ日焼け止めを塗るのはめんどくさい」、「時間がなくて日焼け止めを塗布できない」という方におすすめなのが、日傘です。

傘を開くだけでUV対策が行える日傘は、地面に反射した紫外線は防げないものの、どうしても日焼け止めを塗布できないというときには便利なアイテムだといえるでしょう。

日傘には紫外線を防止するだけでなく、体感温度を下げる効果も期待できます。

夏場の暑さに耐えられないという方は、日焼け止めを塗布した上で日傘も一緒に使用してください。

⑥アームカバーを使用する

「日焼け止めの使用感やにおいが苦手」、「肌荒れが怖くて日焼け止めを使用できない」という方におすすめなのが、アームカバーです。

日焼け止めの中には、サラサラとした使用感やにおいが気にならないアイテムも存在します。

また、低刺激タイプのお肌への負担が少ないアイテムも存在しますが、どうしてもお肌に塗布することに抵抗があるという方は、アームカバーや日傘でUV対策を行うと良いでしょう。

アームカバーの中には冷感素材を使用したアイテムも存在するので、暑い夏場に使用したいという方は、涼しく身につけられるアイテムを探してみてください。

日焼け止めは「飲む日焼け止め」で代用できる？

日焼け止めの中には、サプリメントのように錠剤やカプセルを飲むことでUV対策が行える「飲む日焼け止め」というアイテムも存在します。

「飲む日焼け止めでUV対策ができるなら、塗る日焼け止めは必要ない」と思われる方もいますが、代用はできません。

紫外線ダメージを受けたお肌を体の内側からケアするという目的で作られた飲む日焼け止めには、直接的な紫外線防止効果は期待できないからです。

将来的なシミやシワ、たるみやそばかすの発生を抑制することはできても、外側から受ける紫外線ダメージを防ぐことはできないのです。

普段から飲む日焼け止めを使用しているとしても、塗る日焼け止めとの併用をおすすめします。


飲む日焼け止めについてさらに詳しく知りたいという方は、下記ページもご覧ください。

関連ページ：飲む日焼け止めは効果ない？サプリを飲むメリットから正しい使い方まで徹底解説

塗り直しにもおすすめ！手軽に紫外線防止効果が得られるアイテム3選

「クリームタイプの日焼け止めはめんどくさい」という方に向けて、手軽に紫外線防止効果が得られるアイテムを3つご紹介します。塗り直しにもおすすめのアイテムですので、日焼け止めを外出先に持ち歩きたいという方は、ぜひチェックしてください。

レカルカ『フレグランスUVスプレー』

販売価格：￥2,530（税込）
内容量：60g（SPF50+ PA++++）

華やかなフルーティーミュゼの香りが楽しめる、スプレータイプの日焼け止めが『フレグランスUVスプレー』です。

「SPF50+ PA++++」という高い紫外線防止効果を実現しながらも、クレンジング不要で石けんで簡単に落とせます。

お顔や体、頭皮などマルチに使用できて、外出先での塗り直しにも便利です。

ゼオスキンヘルス『パウダーサンスクリーン SPF30』

販売価格：￥7,260（税込）
内容量：3g（SPF30/PA+++）

軽量で、持ち運びにも便利なパウダータイプの日焼け止めが『パウダーサンスクリーン SPF30』です。

紫外線防止効果を持つパウダーがお顔の余分な皮脂を抑え、光の乱反射で明るくマットな仕上がりを実現。

ソフトなエアブラシ付きなので、外出先でも手軽に塗り直しが行えます。

エトヴォス『ミネラルグロウスキンクッション』

販売価格：￥5,940（税込）
内容量：12g（SPF32 PA+++）

紫外線防止効果を持つ、美容液のような使い心地のクッションファンデーションが『ミネラルグロウスキンクッション』です。

紫外線吸収剤不使用でお肌への負担を軽減。クレンジング不要で、お湯と石けんでやさしくオフできます。

カラーは、以下の4色から選択してください。

日焼け止めをお探しの方は麗ビューティー皮フ科クリニックへ

使用する目的や期待する効果によって、選ぶべき日焼け止めの種類は異なります。

毎日行わなければならないUV対策だからこそ、手軽に使用できるアイテムを探して、日々の負担を軽減しましょう。

日焼け止めをお探しの方は、麗ビューティー皮フ科クリニックのオンラインストアをご利用ください。

オンラインカウンセリングをご利用いただければ、お肌に関するお悩みを直接医師に相談することも可能です。


麗ビューティーが取り扱う日焼け止めについてさらに詳しく知りたいという方は、下記ページをご覧ください。