飲む日焼け止めの正しい選び方や飲み方、注意点について
紫外線対策といえば塗るタイプの日焼け止めが一般的ですが、近年注目を集めているのが「飲む日焼け止め」です。

飲む日焼け止めを試してみたいと思っていても、選び方がわからずに躊躇しているという方もいるのではないでしょうか。

今回は、飲む日焼け止めの効果や選び方、知っておきたい使用のポイントや注意点について解説します




飲む日焼け止めとは?

おすすめの飲む日焼け止めをご紹介する前に、まずは飲む日焼け止めの効果や種類をご紹介します。

飲む日焼け止めの効果

紫外線を浴びるとお肌がダメージを受け、老化が促進されるといわれています。この現象を、「光老化」といいます。

紫外線を浴びると、活性酸素が体内で大量に発生して、お肌のハリや潤いをキープするコラーゲンやエラスチンの生成を阻害し、シワやたるみが発生してしまうのです。

また、活性酸素がメラノサイトを攻撃することで、メラニンの生成量が増加してシミが発生します。

飲む日焼け止めの主成分は、「抗酸化作用」を持つ成分です。

紫外線によって体内で発生した活性酸素の働きを抑制したり、ダメージを受けたお肌をケアしたりする効果が期待できます。

外出する機会が多いという方や、外で活動する時間が長いという方は、ぜひ飲む日焼け止めを試してみてください。

飲む日焼け止めの種類

飲む日焼け止めは、紫外線ダメージを受けた体を内側からケアして、美しく健やかなお肌を目指す製品です。

元々ヨーロッパで生まれた製品ですが、現在は日本を含む世界中で販売されています。

飲む日焼け止めには、抗酸化作用を持つ成分以外にも、美肌や保湿、ブルーライトの光刺激からお肌を守る成分などが配合されている製品もあります。

また、コラーゲンやヒアルロン酸といった、日焼け後のアフターケアを目的とした成分が配合されている製品も存在します。

日焼け対策はもちろん、日焼け後の肌ケアを目的に使用することが可能です。

飲む日焼け止めを購入する際には、成分表をよく確認して、目的に合った製品を選びましょう。

迷ったらこれ!おすすめの飲む日焼け止め5選

おすすめの飲む日焼け止めとそれぞれの特長について
「飲む日焼け止めはどれを選べば良いのかわからない」という方に向けて、おすすめの飲む日焼け止めを5つご紹介します。

ドクターメロンR(Dr.MelonR)

ドクターメロンR
販売価格 ¥ 12,500(消費税込 ¥ 13,500)
内容量:60粒/1箱(30日分)

「ドクターメロンR」は、紫外線対策に加えてエイジングケアもできるチュアブルタイプのサプリメントです。

ドクターメロンRの主成分である「メロングリソディン®」は抗酸化酵素の一種であり、「SOD酵素」が多く含まれています。

ドクターメロンRを飲み続けることで、体内の抗酸化酵素の働きが促進され、積極的に活性酸素の除去が行われるのです。

メロングリソディンには炎症を抑える働きがあるため、紫外線ダメージのケアはもちろん、日焼けによる赤み(特にUV-B波によるもの)を抑制する効果が期待できます。

ユーブロック(U・Vlock)

ユーブロック
販売価格 ¥ 6,500(消費税込 ¥ 7,020)
内容量:30粒/1袋(30日分)

「ユーブロック」は、グレープフルーツ由来のシトラス成分と、ローズマリー由来のハーブ成分をブレンドした、日本製のサプリメントです。

抗酸化作用を持つ成分「ニュートロックスサン」の他にも、ビタミンCやビタミンD、葛花抽出物やシルクペプチド、白キクラゲエキスなどの成分が配合されていて、お肌を美しく健やかに維持します。

パウチタイプのパッケージなので、持ち歩いて飲み忘れを防止できます。

ソルプロプリュスホワイト(SOLPRO WHITE)

ソルプロプリュスホワイト
販売価格 ¥ 5,000(消費税込 ¥ 5,400)
内容量:10.29g(343mg×30粒)/1箱(30日分)

「ソルプロプリュスホワイト」は、紫外線や年齢肌が気になる方向けのエイジングケアサプリメントです。

シトラスとローズマリーから抽出したエキス「ニュートロックスサン」が、紫外線ダメージを内側からケア。

10種類のエキスを配合した独自の混合素材「マリンポリフェノール」や、老化の原因となる糖化を抑制する働きを持つ「エージーイークリーヴァー」などの成分が配合されています。

紫外線に負けない、透き通るお肌の実現を目指します

noUVeau(ヌーボー)

ヌーボー
販売価格 ¥ 4,800(消費税込 ¥ 5,184)
内容量:60錠/1箱(30日分)

「noUVeau(ヌーボー)」は、抗酸化作用を持つ「フェーンブロック」を主成分とする、カプセルタイプの日本製サプリメントです。

フェーンブロックの他にも、紫外線による肌ダメージを軽減させる効果があるといわれる「ポリポディウムロイコトモス(PLエキス)」や、消炎・収れん作用があり肌荒れや保湿に効果的な「ローズマリーエキス」など、様々な成分が配合されています。

紫外線対策だけでなく、栄養補給も同時に行えます。

プロテクサン プラス

プロテクサン プラス
販売価格 ¥ 6,000(消費税込 ¥ 6,480)
内容量:30粒/1箱(約30日分)

「プロテクサン プラス」は、3種類のUVケア成分が含まれたカプセルタイプのサプリメントです。

抗酸化作用を持つグレープフルーツ由来のシトラス成分「ニュートロックスサン」や、お肌に透明感をもたらす即効性成分「クロビット」、肌ダメージの修復効果が期待できる成分「ac-11」の3種類の植物由来成分が、紫外線ダメージからお肌を守ります。

小さいサイズの3号カプセルが採用されているため、カプセルタイプが苦手だという方も無理なく継続できます。


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飲む日焼け止めの選び方

飲む日焼け止めを選ぶ際のポイント
飲む日焼け止めを選ぶ際に注目したいポイントを3つご紹介します。

①成分を確認して選ぶ

飲む日焼け止めとしての効果を持つサプリメントには、全て「抗酸化作用」がうたわれている成分が含まれています。

抗酸化作用のある成分は、「ニュートロックスサン」や「フェーンブロック」という名前で記載されています。

継続して飲むことで効果が発揮されるのが「ニュートロックスサン」。

飲んで30分後から日焼け止め効果を発揮するため、即効性が期待できるのが「フェーンブロック」です。

フェーンブロックの効果持続時間は、4時間程度です。

同じ抗酸化作用のある成分でも、それぞれ効果の引き出し方が違うため、成分の働きに合わせて飲むようにしましょう。

②継続しやすいサプリメントを選ぶ

飲む日焼け止めは、成分の血中濃度が高まっていないと効果を発揮しません。

特に「ニュートロックスサン」の効果を引き出すためには、継続することが何よりも重要です。 予算に合わせて、継続しやすいものを購入しましょう。

購入に手間がかかる、購入価格が予算オーバーしているという場合は、継続が難しくなってしまいます。

無理なく入手できるサプリメントを選んで、長く継続できるようにしましょう。

③飲みやすいサプリメントを選ぶ

錠剤が苦手だという方の場合、カプセルタイプの飲む日焼け止めを購入してしまうと、飲みにくく継続が難しくなってしまいます。

錠剤が苦手な場合には、ラムネのように噛み砕けるチュアブルタイプのサプリメントや、飲み物に溶かして飲める粉末タイプのサプリメントを選ぶと良いでしょう。

また、継続する場合は「ニュートロックスサン」、効果をすぐに得たい場合は「フェーンブロック」を主成分とするサプリメントを選びましょう。

その中でも抗糖化成分や美白成分などが配合されている製品があるので、目的に合ったものを選ぶのがおすすめです。

飲む日焼け止めの使用のポイント

飲む日焼け止めは、間違った使用方法では期待する効果は得られません。正しい使用方法をご紹介します。

年間を通して毎日継続する

紫外線は、曇りの日や冬場でも頭上から降り注いでいます。

飲む日焼け止めを「飲まなくて良い」という期間はないので、年間を通して継続しましょう。

飲む日焼け止めは、薬ではなく食品に分類されます。

飲んだからといって、数日や数週間で効果が現れるものではありません。体内で効果を発揮するには、時間がかかるのです。

まずは継続することを目標に、飲む日焼け止めを試してみてください。

塗る日焼け止めを併用する

飲む日焼け止めは、紫外線ダメージを受けた体をケアするものです。

また、炎症を抑える働きも持つため、日焼けによる赤み(特にUV-B波によるもの)を抑制する効果が期待できます

しかし、お肌を黒くするUV-A波による影響は防ぐことはできないので、塗る日焼け止めとの併用が必須です

飲む日焼け止めを塗る日焼け止めの代わりに使用したいという方がいますが、両者は別の役割を持つアイテムです。

飲む日焼け止めを使用する際には、ぜひ塗る日焼け止めも併せて使用してください。

飲む日焼け止めを使用する際の注意点

飲む日焼け止めの使用方法と注意点
飲む日焼け止めは、製品に記載されている用法・容量を守って飲みましょう。

サプリメントを多く飲んだからといって、効果が高まるわけではありません。せっかく優れた成分を取り入れても、その量が多過ぎると体外に排出されてしまいます。

また、飲む日焼け止めは、配合されている成分によって効果的な飲み方が異なります

「ニュートロックスサン」を主成分とするサプリメントは継続して飲む、「フェーンブロック」を主成分とするサプリメントは効果をすぐに得たい場合に飲むといった具合に、成分に合わせた飲み方で使用しましょう。

飲む日焼け止めで強い副作用が現れることはまずありませんが、稀にアレルギー反応が出ることがあります。

サプリメントに含まれる成分に対してアレルギー反応を起こすことがあるので、アレルギーをお持ちの方は、主成分以外の成分についてもよくチェックして選んでください。


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飲む日焼け止めに関するQ&A

飲む日焼け止めについて、質問や疑問の多い項目をQ&A形式でご紹介します。

妊娠中や授乳中でも使用できる?

妊娠中や授乳中の方には、飲む日焼け止めは推奨されていません。

飲む日焼け止めで採用されている成分「ニュートロックスサン」には、ローズマリーが含まれていて、子宮を刺激する可能性があるからです。

「フェーンブロック」もまた、妊娠中や授乳中の方には推奨されていません。

子供や男性も使用できる?

飲む日焼け止めは、男性でも問題なく使用できます。しかし、一部の製品は、小さなお子様は使用できません。

飲む日焼け止めは、製品によって対象年齢が異なります。

4歳以上であれば使用できる製品もあれば、小学生以上と限定されている製品もあります。

飲む日焼け止めを購入する際には、対象年齢をよく確認して、安全に使用できるか否かを判断してください。

海外製品の方が効果が高い?

効果は製品によって異なるため、海外製品が必ずしも効果が高いとはいえません。

また、海外製品の場合は、日本人の肌質や体質に合わず、思わぬ副作用を引き起こす可能性があります。

海外製品を購入する場合には、国内でサポートできる体制が整っているか、また、安全な成分が採用されているかをよく確認しましょう。

飲む日焼け止めの選び方については麗ビューティー皮フ科クリニックへご相談ください

飲む日焼け止めについての記事のまとめ
飲む日焼け止めには様々なタイプがあり、何を選ぶのかによって得られる効果は異なります。

今回ご紹介した飲む日焼け止めの中でも、何を選べば良いのかわからないという方は、麗ビューティー皮フ科クリニックへご相談ください。

オンラインカウンセリングなら、全国どこからでもお気軽にご相談いただけます。


麗ビューティーが取り扱う飲む日焼け止めについてさらに詳しく知りたいという方は、下記ページをご覧ください。


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▼記事監修医師
 麗ビューティー皮フ科クリニック
 院長 居原田 麗

滋賀県草津市生まれ。2006年に国立滋賀医科大学を卒業後、2011年に「麗ビューティー皮フ科クリニック」を開院。
「日本美容皮膚科学会」「日本美容外科学会」正会員。日本アンチエイジング外科・美容再生研究会」認定医。